ピーコが義眼になったのは癌、メラノーマ(悪性黒色腫)が原因だった!

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双子タレントとして人気を集めた「おすぎとピーコ」の兄で、ファッション評論家のピーコさんが9月3日、神奈川県内の病院で死去していたことが20日分かりました。

今回はピーコさんが義眼になった原因についてまとめてみました。

目次
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死因は?

敗血症による多臓器不全で亡くなったと発表されています。79歳でした。

敗血症とは?

敗血症とは、何らかの細菌やウイルスに感染することによって全身にさまざまな影響がおよび、心臓、肺など体の重要な臓器の機能が障害(臓器不全)される病気のことです。

多臓器不全とは?

多臓器不全とは、肺や腎臓、脳など生命の維持に欠かすことのできない複数の重要臓器のはたらきが著しく低下した状態を指します。 

ピーコさんが義眼になった病気はメラノーマ(悪性黒色腫)どんな病気?

ピーコさんは1989年(平成元年)、44歳のときに悪性黒色腫の診断を受けて左眼を摘出し、義眼を挿入しました。

ピーコさんのインタビューを見ていきます。

 「原稿を書こうとすると、升目の横の線が見えない。左目で物を見ると、右目の半分の大きさ。専門医に診てもらったら『1・4センチのがんで眼球を取らないと命にかかわる』と言われ、摘出を決心したの」

その頃から、トレードマークとなっている黄色いレンズの眼鏡をかけるようになったということです。

アクリル樹脂製の義眼を特注したそうです。

「今の義眼は一つ10万円ぐらいの負担で済むけど、当時は保険が効かず30万円もかかった。右目と違和感がないように黒目や白目の大きさや色を調整するから高いのね。それも手術から1年間は、義眼を入れる所の形が変わっていくから作り替えなきゃいけない。」

当時はとても高価だったんですね。現在でも10万前後ということで安くはないですね。

病気や義眼を乗り越えられたのは友人や家族の支えが大きかったと言います。

 「手術後半年ぐらいは、(一卵性双生児の弟の)おすぎがほとんど仕事を代わってくれた。あの人はもともと優しいから。家族も友達も、いつもそこに居てくれたのが大きかった」

メラノーマ(悪性黒色腫)ってどんな病気?

メラノーマは、足の裏や手のひら、顔面や体など様々な部位に出現し、目や口の中などの粘膜にできることもあります。初期の段階では痛みやかゆみなどの自覚症状はほとんどなく、一見ほくろに見えるため見過ごされることが多いです。

進行が速いがんであり、未治療のまま放置すると、わずか1~2ヶ月で生命を脅かす可能性があります。 ただし、ステージⅠの早期で発見できた場合の10年生存率は90%以上という報告もあるため、早期発見・治療が重要となります。

ピーコさんは早期発見で左目を摘出し、命には影響がなかったと思われます。

仕事や生活への影響は?

 「テレビのプロデューサーが『目が気持ち悪いという投書があったからサングラスをかけてくれ』と言うの。断ったら『番組を降りて』と。でもゲイでいろいろ言われた時期もあったから、自分さえしっかりしていればやっていけた」

 「遠近感がつかめないから、失敗はしょっちゅう。階段は端に色が付いていないと、同じ高さに見えて転ぶ。人にビールをつごうとするとグラスの手前にこぼしちゃう。5、6年前に駅のホームと電車との間に、体がすっぽり落ちたこともあった。脇のところで引っかかって、お客さんに引き上げてもらったけど、恥ずかしくて頭を下げるのがやっとだったわよ」

義眼になってからは、このようなひどい仕打ちを受けたこともあったそうです。また実際に不便なことも多かったようですね。テレビを見てるだけではわからないような苦労を沢山されていたことがわかります。

まとめ

ピーコさんが義眼になった原因についてまとめていました。

芸能界は悲しい訃報が続いていますね。

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